トーンカーブ補正の基本

今回は少し話題を変えて「トーンカーブ補正の基本」CMYKのトーンカーブ補正をする際に押さえておく基本的な知識と用語を解説します。
1. トーンカーブ補正の基本

トーンカーブとは、画像の入力値に対して出力値を変化させる機能です。アナログスキャナ時代の名残で、左下部分を「ライト」真中部分を「中間」右上を「シャドー」と言われています。
2. トーンカーブ補正は慎重に

カーブの角度が平坦になると、その部分の階調が失われてしまいますので、必要最低限の調整で補正しましょう。カーブを平坦にすることを「カーブを寝かす」その反対を「カーブを立てる」と言われています。
3. ライトとシャドー

トーンカーブ補正で最も大切な調整です。Photoshopでは「レベル補正」機能と同様です。ライトとシャドーを適切に調整するとカーブが立ってメリハリのある画像になります。明部は「ライトを切る」暗部は「シャドーを詰める」と言われてます。
4. H-UV インキの登場

ライトを切って、シャドーを詰めても補正が甘いときは、調整点を追加することもあります。レベル補正に追加してライトを寝かせてシャドーを詰めることでさらにメリハリを付けることができます。「Sカーブ補正」と言われています。