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「明るく・メリハリをつける」の人物写真で調子を補正する【Photoshop 印刷向け色補正術】

今回は、女性写真の「明るく・メリハリをつける」の色補正です。Photoshopの「トーンカーブ」で調整します。ライティングが弱いので、明部をしっかり再現します。

1. 明部を調整

「明るく」との指示がありますが、そのまま50%を下げても薄くなるだけでメリハリが付きません。明部調整の基本に従って、後に濃度やバランスの調整を行います。

2. シアンの明部分は調整なし

明部が調整されて女性の再現は良くなりました。肌の調整はC明部が基本の原則がありますが、今回はバランスが良さそうです。CMYKの左下を15%スライドさせます。

3. 中間部分を調整

明部が調整されて明部の再現は良くなりましたが、中間部が少し暗い印象です。肌色のバランス(基本的にMとYが同量)は問題ないので、CMYKの50%を10%下げました。

4. メリハリとは?

一般論として「メリハリのある写真」とは明るいところから暗いところまで、しっかり再現されていることを指します。赤字で「メリハリ」と指示される場合は左下と右上をスライドさせて再現します。

専属の職人が「お客様の求める色」を再現します

機械を熟知した専属機長による
最適な調整

製版担当と印刷担当による
包括的色調調整

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