職人紹介

職人の技術力・判断力で、お客様の想いにお応えします。

「サンエープリントだから任せたい。サンエープリントなら相談にのってくれる」
お客様に信頼いただき、いつでも前向きにお応えできることを目指し、日々ひたむきに印刷と向き合う社員がいます。
サンエープリント社員の仕事に対する想い、現場の声をお届けしています。

各機械に専属する現場の職人たちの声をお届けします。

1.坂田裕介(2003年入社)担当機:ハイデルベルグ菊半5色機

印刷機械を熟知して、あらゆる状況を想定しながら印刷物を生産します。

他社で印刷を3年間経験後入社。約2年間の機長補佐を経て単色両面機長に5年間勤務。その後小森4色機長に移動して4年間勤務。さらにハイデルベルグ菊半5色機新台導入時に機長へ抜擢。現在5年が経過しました。 機械の特長を活かすため、用紙が高額な厚紙の案件が多く、品質の管理には最新の注意を払っております。

坂田裕介

ーーハイデルベルグ機を運用して、現場で感じる特長などを教えてください。

ハイデルベルグはとても頑丈な機械です。生産される印刷物はインキが用紙にしっかり乗る感覚があります。厚紙印刷の際も用紙捌きのエアーが自動調整されて、とても高効率な作業を行うことができます。

ーー印刷現場で常に意識して取り組んでいることは何ですか?

最終的に印刷物の色を決定するのはお客様です。お客様の納得を目指して、いつも「先を読む行動」を心がけています。お客様の要望がシビアな場合は担当営業から内容を詳細に確認しています。要望の色が再現できない場合でも、極力近似値に近づくよう最大限の努力します。また、お客様の指示通りに調整すると再現性が下がる場合もあります。その場合は、指示通りの調整と当社が考える調整の2パターンを提示して、お客様に納得いただく材料にします。印刷オペレーターとして印刷物の生産だけでなく、お客様の目線で「先を読む行動」が大切です。

2.角田康孝(2004年入社)担当機:小森菊全5色 H-UV 機

判断は素早く。「効率と能率」を追求し、ご要望に迅速に対応する。

他社で印刷を4年間経験後入社。約2年間の機長補佐を経てハイデルベルグ菊全5色機新台導入時に機長へ大抜擢され11年間勤務。さらにハイデルベルグ5色機から小森菊全5色 H-UV 機への更新に伴い、新台の機長に就任しました。H-UVの5色機は当社で導入事例がなく、今後は多彩な用紙対応を狙う戦略機になります。

角田康孝

ーーサンエープリントの強みを教えてください。

当社には、従来の油性印刷機と H-UV 印刷機がそれぞれ複数台ありますので、ご依頼の内容を確認しながら最適な機械選択が可能です。印刷機は1台数億円と非常に高額な機械ですので、機械選択ができることは当社の強みになると思います。また、工場が都内にありますので印刷立ち会いにご来社いただき易く、お客様とオペレーターが直接打ち合わせできることも、大きな魅力のひとつだと思います。

ーーお客様のご要望にお応えするために、自身で大切にしていることは何ですか?

「効率と能率」を大切にしています。担当営業や製版と緊密に連携を取りながら、業務時間内で「品質と生産量をどこまで高められるか」を常に意識しています。また、お客様がご要望する品質に届かない場合は「印刷機上での調整」と「製版での調整」を素早く判断して、迅速な対応を心がけています。短時間で一定の結論が出ますので、お客様にご納得いただける品質を提供できます。

3.瀧尾亨(2008年入社)担当機:小森A全8色両面兼用H-UV機

各部署間の厚い信頼関係のもと、ご要望にお応えする印刷物をつくりあげます。

印刷業未経験で入社後、約4年間の機長補佐を経て単色両面機長に2年間勤務。その後ハイデルベルク8色両面兼用機長に異動して4年間勤務。さらに8色機の小森A全8色H-UV両面兼用機更新に伴い、新台の機長に就任しました。両面機の生産力を存分に発揮するため大ロットの案件が多く、機長補佐との緊密な連携のもと、効率的な工程管理が求められます。

瀧尾亨

ーー瀧尾機長が作業において心掛けていることを教えてください。

機械の性質上、回転は1時間12,000~13,000枚と少々ゆっくりではありますが、大ロット案件は印刷トラブルのリスクが高いため、機械の汚れや印刷物のゴミ・カスレ等の確認を慎重に行っています。また、機械の生産能力を最大限に発揮するため、気温や湿度などで日々変化する機械状態の把握に努め、些細な異変も見逃さないよう努力しています。

ーーよりよい印刷物生産のために、どのような工夫をしていますか?

担当営業と連携して、お客様の要望を詳細に把握することを心がけています。また、印刷現場では機長が品質に責任を持っていますが、製版との緊密な連携により、的確な色調管理をしています。社内では、営業から製本まで、社内での議論が活発に行われています。お客様に納得いただける品質・納期を実現するために、社内各部署の高い信頼関係が築かれています。