前回ブログの最後に書きましたが、エモい写真のポイントは「フォーカス」と「ノイズ」ではないかと考えています。今回は色調の前に調整します。

フォーカスの甘さを表現するために「フィルター」「ぼかし」「ガウス」で1pixel ぼかします。さらに「フィルター」「ノイズ」「ノイズを加える」で3% のノイズを加えます。

次に人物の色を調整します。エモい写真の定義「露出過多」を表現するためにトーンカーブでメリハリを抑えます。CMYKの右上を20%下げてメリハリを抑えて、Cの右下を5%スライドして肌色の明るさを表現します。

現在ではスマートフォンでも印刷に耐えられる解像度の撮影が可能になりました。以前はプロのカメラマンが撮影していましたが、一般の方にも撮影が開放されたことで様々な価値観や感性が表現されるようになりました。これからも変化し続ける価値観に対応できるよう尽力していきます。